【スターウォーズ】【ドラマ】アコライト第4話の所感・考察
今回の投稿ですが、ドラマ「アコライト」第4話についての所感です。
アコライトを語る時、やたらと目にする「ポリコレ」という単語。当ブログでは一切使いません。
ただし、ストーリーや登場人物についての記述があるため、結構なネタバレが含まれます。
僅かな事前情報も知りたくない方は、ここで引き返されることをお勧めします。
第4話、じわじわと面白みが増してきました。
第3話は主に過去の出来事の回想でしたが、今回の話ではストーリーが進展し、新たな謎や伏線が提示されました。
ヴァーネストラ・ロウにスポットを当てた長めのシーンあり、キ=アディ=ムンディに似た(というか本人らしいですが)セレアンのジェダイが会議の場にいたりと、見どころもありましたね。
しかしながら、最大の焦点となるのは、最後に登場したマスクの人物の正体でしょう。
私が瞬間的に思い浮かんだのは、ダース・プレイガスなのではないかという説です。
この予想は時代的な根拠によるものです。
アコライトの時代は、エピソードI ファントムメナスの100年前。
すると、マスクの人物がシスであるという仮説を立てるならば、年代的にダース・シディアスのマスターという可能性が色濃く浮かび上がってきます。
「シディアスのマスター = プレイガス」ということになります。
ダース・プレイガスは、フォースを使って生命そのものにアプローチする業を完成したシスとされており、魔女がオーシャを「創り出した」というドラマの設定とも合致します。
ただしこの説は、あくまでもマスクの人物がシスであるという前提の上に成り立ちます。
前提が変われば予想も変わり、メイや彼女のマスターがシスではないとすると、プレイガスは候補から外れます。
そもそも、マスクを被っているとはいえ、頭のサイズに対して肩幅が非常に狭く、やけに華奢な体格に見えましたよね。
となると、第2の説として最高に怪しいのはメイと行動を共にしている彼(カイミール)ではないでしょうか。
二人でケルナッカを探索している最中、メイがマスターの顔を見たことがなく、彼に見たことがあるかを尋ねた際の答え方が「いかにも」な雰囲気丸出しでしたよね。
第2の説を支持すると、アコライトにシスは出てこないのか、あるいはマスクの人物にさらにシス・マスターがいる(いた)という話になるのか。
今後の楽しみは尽きません。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、アコライトのストーリーにシスを登場させるには、1つ障害があります。
エピソードI ファントムメナスの時点で、「シスは千年も前に滅びた」と考えられていたわけです。
アコライトの時代にはヨーダも全盛期で活躍しているので、シスが現れたならばそのような発言に同意するのはおかしな話になります。
その障害を取り除くため、会議のシーンに戻ってみましょう。興味深い会話があります。
今回の一件をジェダイ評議会に報告しようという提案に対し、評議会は元老院に報告する義務があり、元老院に知られてしまうのはマズいので秘密裏に事を進めよう
という趣旨のやり取りが交わされていましたよね。
このやり取りによって、仮にシスが現れたとしても一部の限られたジェダイが秘密裏に処理したため評議会の耳に入ることはなかった、という大義名分が成立します。
一件落着!かと思いきや、この大義名分すらひっくり返すのもまた会議のシーンです。
そこに登場したセレアン(頭のなが~い種族)、ネットでは「キ=アディ=ムンディなのではないか」という説も浮上していましたが、彼であるはずがありません。彼であってはならないと思うのです。
ムンディの誕生は92 BBY、アコライトの時代設定は132 BBYなので、当時彼はまだ生まれていないからです。
さらに、ファントム・メナスで「シスは千年も前から絶滅していた」と力説していた張本人のキ・アディ・ムンディが、この一件に深くかかわっていた?
なにやらおかしな話になっていきます。
にもかかわらず、アコライト的には彼をキ=アディ=ムンディとして出演させている模様。
確かにムンディの誕生年は公式で明かされたものではないですし、メイとそのマスターがシスかどうかも現状は不明、という釈明の余地はあります。
とは言えムンディ、あなたファントムメナスの時に何歳だったのか、と問いただしたくなりますね。
それも後付けで、セレアンの寿命をヨーダの種族並みに延ばしてしまう?
ヴァーネストラの年齢設定もかなりグレーゾーンですし、正史に矛盾疑惑の種🌱を捲くような設定はこれ以上ご遠慮いただきたいものです。
いやしかし、惜しむらくはケルナッカ...、もっと活躍してくれると期待していただけに...。
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